not be in touch with

ドアごしに話して

ときどき触れて

ドアが閉まっても繋がってるって思う



少しずつ離れて

時速70キロくらいで離れていく



いちばん伝えたかったコトを忘れてた


好き

っていうたったの２文字

はりつけ

顔に張り付いた笑顔という仮面が外れない
どんどん重ねていく
かさねるほど重くなっていく顔
いつか
地面に顔がつく

半月

僕は一人では生きていけない

僕は一人のものじゃない


勘違いしてるだけ

蛍

蛍は光る

恋人を探して

螺旋

求めて求めて求めて求めて…

何も与えず

ひたすらに求めつづけ
多くのことから
自分から
求める声から
目を背けた
いやむしろ気づかなかった

言われて初めて気づいた

胸の鎖はどんどん増え
理想と自身との摩擦に灰になる

右へ行く自分と
左へ行く自分
前に行く自分と
後ろに行く自分
全部同時で裂ける体
重さだけ残る

跳ね返したつもりでいた
忘れただけ
波のように帰ってくる
繰り返す繰り返し

体中に流れ込む鉄
歩けなくなる
歩いたつもりでいる
振り返らなくてもわかる
同じ場所
進んでない
あの頃の自分の背中が見える
視線気にして追いかける
周りに求められるがまま
前倣え
本当に求められるモノを
見失う

螺
旋
廻
っ
て
落
ち
る

墜ちつづける
堕ちつづける


夢を見ている
だからこんなに実感がない
周りが見えない
なのに
視線を気にする

止まれない
止まらない

わけがわからなくなる

遺す
不様な自身




廻る